先日ロワール・サンセールのナチュラルワイン生産者
『セバスチャン リフォー 』が来日しました。
セバスチャンは2017年に僕が訪ねた時に、
とても良くしていただいた思い出があります。
その時の話は2017.12.10.sunのブログに。
東京でもセミナーがあったので彼のワイン造りの話をもっと聴きたくて
行ってきました。
サバスチャンのワイン造りは独特です。サンセールの他の生産者が収穫してもまだ一ヶ月ほども葡萄が完熟するまで待つんです。その葡萄を2年間発酵熟成させて完全にドライな味わいに仕上げます。なんという手間の掛けようでしょうか。そしてその葡萄には貴腐菌がついてワインに蜜のニュアンスや複雑さを与えます。他のサンセールとは一線を画す味わいも納得です。
そしてその造り方は異端ではあるけれどもとても正しいと思います。想いがひとすじで、ただ葡萄の良さを引き出して美味しいワインにする。その事だけを考えての方法です。異端かつ正当、ただ真っ直ぐにワインと向き合っています。素晴らしい。
そんなサバスチャン、東京滞在中過密スケジュールで忙しい中、時間を作ってpipalにも来てくれました。
お店の壁にメッセージとサインを頂きました。
楽しい話がいっぱい出来ました、ありがとうセバスチャン!
サバスチャンのワインは勿論pipalで飲めますよ〜。しばらくはバイザグラスでも提供しておりますので感動の味わいを是非!